こんにちは。Amberjackです。
先週から一気に冷え込みましたね!季節は一瞬で秋となり木々の紅葉が追い付かぬ中、気温のみガッツリと下がってまいりましたが皆様如何お過ごしでしょうか?
私といえば、9月中旬×寒気+雨=コーホーサーモンの遡上という単純明快な公式に導かれて自宅から遥か北へ車で4時間、ミシガン北部のPlatte Riverまでぷらっと行ってまいりましたよ!やっててよかったサーモン式!

さて、このPlatte Riverですが、以前にブログで紹介致しましたがコーホーサーモンの聖地でございます。毎年数万~数十万のコーホーサーモンを放流しており、この時期に一斉に遡上を開始します。ちなみに2021年は10万匹のコーホーサーモンを放流しましたよ。詳しい情報はDNRのStock Databaseで調べることが出来ます。

この日は9月の第四週。数日前に纏まった雨が降り、さらに気温も急激に冷え込みコーホーサーモンは間違いなく遡上っ気が刺激されております。

釣り場はこのWeir下流となります。Platte Riverには幾つかレギュレーションがあり、
・Weirから300ft以内は釣り禁止
・使用可能なフックはシングルフックのみ
・シングルフックのサイズは針先からシャンク(針軸)までの幅が1/2インチのみ
・オモリをフックに付けることは禁止
などなど、幾つかあります。
詳しくはミシガンのフィッシングガイドをご参照!ちなみに毎年微妙に変わるのでこまめにチェックした方がいいです。

こちらが当日の仕掛けです。段々と私のイラストスキルも至高の領域に入ってきましたなぁ!

さて、早速釣り開始です。時刻は朝の6時頃。既にコーホーが大規模な遡上を始めたという情報が出回り、Platte RiverのWier下は大混雑!隣の釣り人の肘がぶつかりそうな位の、所謂Elbow to Elbowと呼ばれる状態です!もう入れんだろってくらいの距離感でも三沢のローリングエルボーの如く鋭角にロシア人のおじさんが割り込んできます。

そんな中でもコーホーはお構いなしに遡上します!川の水面がざわつき始めたらコーホーが遡上し始めたサイン!知人曰く、遡上中のコーホーは目の前にあるものにとにかく噛みつくというフッキング上等の悲しい性をお持ちとの事です!上手くエッグフライを遡上する群れの前方に投げ込みます。すると竿先に違和感。すかさずフッキングです!

うまくヒットに持ち込めました!凄まじいファイトで川の中を縦横無尽に泳ぎまくります!何とか近くで釣りをしていた親切なお兄さんのタモ入れに助けられ、無事ゲット!

釣れたのは80㎝ほどの美しいメスのコーホーサーモンでした!
この後カメラの不具合で撮影できなかったのですが、もう一匹コーホーを追加して9時に終了!

自宅のあるノバイまで4時間ほど車をぶっ飛ばして帰宅です。往復8時間の日帰りドライブですが、釣れたコーホーは立派な卵をお持ちでした!グロ注意!しかしこれだけで8時間の運転が報われます。

とはいえ、大量のコーホーを放流しておりますが遡上が無ければ全くの空振りに終わる可能性もある恐ろしさを秘めたPlatte River。皆さまも是非サーモン式を学んで頂き時期と気温と天候をうまく計算しながらチャレンジしてみてください!それではまた。
Amberjack
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