こんにちは。Amberjackです。

いや〜極寒ですね!私の住んでいるミシガンのノバイでも今週は最低気温マイナス18℃程になるようです。しかし総じて湖底は4°C程度で安定しており、魚たちは底の方で体力を温存しながら生きながらえているようです。

という事で、我が家の近くのWalled Lakeにて寒さに耐える魚を狙う鬼畜の所業、今年初のアイスフィッシングに行ってきました!
さて、必要なものを私の独断と偏見でご紹介。

まずは氷に穴を開けるドリル(Ice Auger)

釣竿とリール

バケツとエアポンプ(ライブミノーを餌にする場合)

穴あきスコップ(餌の魚を掬ったり、ドリルで開けた穴の中の氷を取ったりします)

エサ(Live Minnowとか、Wax Wormとか、、、)

イス
そしてラインとか針、ハサミなどの釣り道具ですね。これが有ればまずアイスフィッシングは出来るでしょう。
更に、寒さを避けながら釣りをしようとするならば、、、

アイスシャンティ(Ice ShantyのほかにIce ShackとかIce Shelterとも呼ばれてます)

プロパンヒーター

バッテリー式サーキュレーター(プロパンヒーターの近くで回します)

道具を運ぶアイススレッド
があると良いでしょう。更に更に、湖底で怯える魚を見下ろしつつまるで我が家に居るが如く快適に釣りをしようとするならば、、、

パズルマット

シャベル
があれば尚よし!
そして、家庭で釣りの正当性を得るには子供を巻き込むことが重要!娘の相手もせずに氷に空いた穴をジッと見つめるダメ親父と釣りに行っても寂しくないよう、アイスフィッシングのファンにする為の道具として

タブレット
が必要ですね。
さて、2/7にWalled Lake入ってまいりましたが、当日は快晴!気温はマイナス8℃です。風は風速5メートルとまあまあ吹いていますね。でもシャンティのアイスフィッシングであれば全く問題なしです。

途中、Lake Area Bait Shopでライブミノーを購入。ノーザンパイク用にゴールデンシャイナーを6匹と、パーチとか用に小さなミノーを12匹買いました。この店の女将に聞くところによると、前日の土曜にアイスフィッシング大会が開かれたとの事。一番ドデカいパイクを釣った人が優勝という単純ルールながら賞金は$1,000!すごいですね~。更に!何とタグ付きのパイクを釣った人には10,000ドルの賞金が出るとか!しかもタグ付きパイクは2匹いるとか!しかし残念ながら当日は釣り上げられず、今もWalled Lakeを彷徨っているとの事。
これは可哀想なタグ付きパイクちゃんを救ってインスタ映えを狙わねば!という事で俄然やる気が湧いてきます。
さて、まずは氷上にシャンティをおっ建てます。

シャンティには四方の裾にアイスアンカーというネジを打てる穴が空いております。手始めに風上側の穴にアイスアンカーを打ち込みシャンティを固定すると後が楽。ちなみにこのアイスアンカー、氷にねじ込んでいくのですが、意外と簡単にねじ込めます。

その後は、四方の面のタグを引っ張ってシャンティを組み立てつつ、アイスアンカーを打ち込みながら固定していきます。その際、シャンティの裾に雪を掛けて隙間を埋めていくと風が通らず暖かいシャンティが出来ますよ。最後はシャンティの中に入って天井を押し上げて張れば完成。詳しくは下記動画をご参照!
https://www.youtube.com/watch?v=5bWfvQrYpMs&t=277s

シャンティを組み立てたら、次は内部を快適にしていきます。シャンティ内部に雪がある場合はシャベルで掻き出せば、ヒーターを焚いて内部が温まって雪が解け濡れてしまう事態を多少防げます。

その後はパズルマットを敷いて足場を快適に。その上に椅子を置けば取り敢えずはくつろげる環境が完成!

釣り場の環境が整ったら仕掛けを作ってドリルで穴を開けて釣り開始です。寒ければヒーターを炊いてサーキュレーターを回せばマイナス8℃でも汗が出るほど暖かくなります。私のシャンティはNon-Insultedですが、今のところ全く問題ありません。ちなみに仕掛けはこちら!(描き忘れですがガン玉をフックから3~5インチくらいのところに付けます)。

タックルはロッド:13Fishing Wicked Ice Rod
リール:シマノ カルカッタコンクエスト201HG
です。家にあったタックルを適当に組み合わせています。
さて、アイスフィッシングは釣竿以外にも、Tip-Upと呼ばれるトラップを使った釣りも盛んです。私も今回トラップを仕掛けました。詳しくは以下動画の9:51あたりをご参照!
https://www.youtube.com/watch?v=gDXtXN-01Fg&feature=emb_logo
但し、Tip-Upは基本的にシャンティの外に仕掛ける為、極寒の環境下では穴がすぐに凍りつきます。

その為、穴あきスコップの柄などを使って定期的に穴を割りに行く必要があります。これが結構忙しい。
なんだかんだと偉そうに書いていますが、当日の釣果はノーフィッシュ!!しかし氷上で過ごす非日常を娘に味合わせてあげられる事は感無量です。さらに母親の前でまた釣りに行きたいと言わせた事は、タグ付きパイクに匹敵する釣果でしょう。ありがとうタブレットとユーチューブ!
ただしシャンティの中は暖かいですが、釣り場に行くまでは極寒ですのでくれぐれも暖かい恰好で。私はヒートテック上下にトレーナー上下、更にネオプレーンのウェーダーにジャケットはワークマンのイージスを着ております。スキーで使うような厚手の手袋とフィッシングライセンスも忘れずに!
アイスフィッシングは極寒のミシガンを最大限に楽しめる素晴らしいアクティビティーです。 万全の防寒対策で皆様も是非チャレンジしてみて、釣り方を私に教えてください!それではまた。
Amberjack
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