こんにちは、Amberjackです。まだまだ時の流れを遡上中で、今回は2023年9月の釣行記のご紹介!
爆釣!良い響きですなぁ。しかしなかなか爆釣を経験する事は難しいですよね。
特に湖の釣りはサーモンが接岸する水温が重要。適当に防波堤に行って魚が釣れるわけじゃないですからね。
しかしサーモンには遡上という抗えない本能がございます。生殖活動したくてしょうがない。セイ!Say!性!
つまりシーズンになれば必ず接岸する魚種と場所がある訳ですわ。
コーホーサーモンもその一種。
ミシガンではPlatte Riverで毎年コーホーをウン十万匹放流しているのですが、その成魚が群れをなして戻ってくるのが9月頃。しかもコーホーはかなりアグレッシブな魚で、遡上前であればガンガンルアーにアタックしてきます。
その舞台となるのがミシガン北西にございますPlatte Bayで、この時期は白鳥の湖ならぬ爆釣の湖!と化すわけです。という事で今回はPlatte Bayのガイドフィッシングをご紹介!
このPlatte Bay、近くのPlatte Riverにボートランチがありましてそこから出港出来そうなのですが、実は2023年時点でこの川が全く浚渫されておらず喫水のある船は通る事ができません。
その為、近くのFrankfortから出港することになります。
季節は9月上旬。まだ残暑もござんしょですが基本的に秋に差し掛かったミシガンは北風が吹く事が多いです。
しかしこの日は幸運にも午前中は無風!という事で出港が叶いました。
Platte Bayに着いてしまえばド素人でも爆釣はほぼ確実。リールを巻くペースよりも冷蔵庫のスペースの心配でもしててください。
さて、今回お世話になるガイドはミシガン最強のボートガイドと名高いSport Fish Michigan、ミシガン最速のガイド船です!ボートレースガイドでございます!今週は常滑競艇にご期待ください!以下URL!
https://www.sportfishmichigan.com/index.php
Frankfortの港からかっ飛ばす事約20分、あっという間にPlatte Bayに到着です!ボートレースガイドを終わります!
という事で、朝日が昇り切る前の未明から本日のメインルアー スピナーを投げます。
こちらが今回使用するスピナーです。
形状はArctic Spinnerに似ていますがこちらはSport Fish Michiganカスタムとの事!
落ち着きのない僕でもこのスピナーなら24時間回していられますね。ガジェットとしても最高。
そしてこちらが本日のロッド。G LoomisのE6Xですね。長さ2.6mのファストアクション。軽くて高感度で使いやすいロッドです。最高のレンタルロッドですね!
先程のスピナーを可能な限り遠投し、着水後は任意のレンジ(キャプテンが指示をくれます)まで沈めてリーリング。
コツとしては、巻き始める前にロッドを強く引いてスピナーの姿勢を真っ直ぐにしてからリーリングを開始します。
こうするとブレードが上手く回転し始めるんだとか。その後はブレードの回転が感じられる速度で巻き続けます。
朝焼けが湖面を金色に照らす中、釣り開始から10分程度で早速船長にヒットです!
ガイド船ですからね。キャプテンのファイトは俺のモノ。俺のファイトは戦わない者が笑うだろう、という事でキャプテンから釣り竿をホイと渡されて唐突にファイト一発開始です!
人のオコボレに預かるこの瞬間…最高ですね!
キャプテンがヒットした魚とのファイトをそつなくこなした後、ちゃんと自分でもヒットまで持っていく事ができました。
オッスオッスと上がってきたのは全長70㎝程度のイカツイ顔をしたオスのコーホーサーモン!
メスのコーホーはどうしても栄養がイクラの方に回ってしまうため、身はオスの方が美味しいそうです。
その後もヒットが止まりません!コーホーのファイトは凄まじく、水面近くまで寄ってきても突然反転して湖面が爆発したような水しぶきを浴びつつドラグが再び鳴り響く事が多発します!
流石Platte Bay、噂に違わぬ爆釣の湖!キャストする度にバイトがあります!
このコーホーサーモン、恐らくファイトはミシガンのサーモン類No.1だと思います。ヒットした瞬間の瞬発力はスカマニアトラウトの方があると思うのですが、コーホーのファイトは常に走り回ってジャンプも連発!生殖活動を妨害された怒りが高感度のGLoomisを通してビンビン伝わってきます!セイッ!
こちらはメスのコーホーサーモン。順子と名付けました。
見てくださいこの透明度。これで水深3m程度。まるで南国かと見紛うばかりの水の美しさ。僕の汚れた眼には透き通った湖が堪えるのでこれにて納竿です。
はい!こちらが今回の釣果!3時間程度の釣行でキャプテン含めて3人で15匹!Platte bayの釣獲リミットは一人5匹なのでリミットメイク達成!実質釣りをしていたのは2人なので、これはもう爆釣と言っても差し支えないでしょう!
釣れたサーモンは全て船長が捌いて切り身にしてくれます。
このコーホーサーモン、メッチャクチャ美味いんです。特に遡上前のコーホーサーモンはミシガン魚類の中で断トツNo.1に美味いと思います。サーモン特有の味と香りが全くせず、上質な脂の乗った弾力のある歯ごたえの身はどんな料理にしても本当に美味いです。是非釣りたてをご賞味ください!
という事で今回の釣行も動画に収めました!
今回お世話になったSport Fish Michiganは予約をしてくれた友人曰くミシガンで最高のガイドサービスとの事です。
費用は変動しますので詳しくは直接問い合わせする必要がありますが、それなりに掛かると思います。
しかし忘れられない思い出になることは間違いないでしょう。それではまた。
Amberjack
コメント
コメント一覧 (3件)
はじめまして。
この4月からコロンバスに駐在なのでブログ参考にさせていただいてます。
わたしの居住地とはエリアが少しズレるので、狙える魚も少し違うのかなと思います。
勝手なお願いですが、赴任時に数本持っていく道具選びのため、コロンバス周辺で4月から9月くらいにメインで狙える魚種教えていただけないですか?
あとは現地で情報収集して、運転も慣れなら遠出したいと思います。
はじめまして、コメント有難うございます!
コロンバスですか、私も一度観光で行ったことが有ります。アメリカ最大の動物園があるところですね。
私の子供は1/10も網羅しないうちに体力の限界を迎えて帰路につきました。いい思い出です。
その道中で大きな川を幾つか見ました。
またFishbrainという釣果投稿アプリが結構役に立つのですが、Fishbrainによると4月ごろではトラウトなどが湖で釣れるみたいですね。
という事で、ある程度大きな川や湖でも使えるような9ftくらいのライトアクションロッドが良いと思います。
5gくらいの軽めのスピナーとか10gくらいのスプーン、プラグを投げる事が多くなると思います。ライン号数もPE0.8~1.2号とかを多く使ってますね。
とりあえず9ftのロッドが有ればほぼ何でもできるイメージがあります。
釣りモノが違うかもしれませんが、私は8.3ftのエギングロッドとかシーバスロッドが良く出番があります。今良く使っているロッドはテンリューのSW 932S LMLというシーバスロッドです。
また、コロンバスだとエリー湖からスチールヘッドが上ってくる川にもアクセスできると思います。
川スチールも9ft~10ftくらいのロッドが使いやすいと思います。アクションも同じく先調子で少しハリのあるロッドの方がウキなどの操作がしやすくて良いと思います。
あとは狙いの魚が釣れなくてフラストレーションが溜まった時にとりあえずバスを釣る為の6~7ftくらいのバスロッドが1本あると精神安定上良いかもしれません。
または、とりあえず一本だけ持ってきてこちらで買いそろえるというのもアリかもしれませんよ。
アメリカは100ドル前後のロッドはかなり使いやすくて日本のロッドよりも質が良いものが多いと思います。
300ドルくらいになると圧倒的に日本のロッドの方がガイドをはじめ、高品質になると思います。
リールは僕は殆どシマノの3000番サイズを使いまわしています。スチールヘッドもキングサーモンも3000番で釣ってます。
ご参考にしてください!
返信ありがとうございます。
情報参考にバス用のパックロッド+スピニング3000番持っていくことにします。
長めのロッドは、船便荷物待ちの間現地調達で繋ぎですね。
現地の釣りに興味あるので、ルアーとかは現地調達してみます。