はいどーも、Amberjackです。
いやーサマータイム突入ですね!時計のフック、いや針が1時間進むこのイベント、要するに睡眠時間が1時間削られてしまうんですな。
このタイミングで更に睡眠不足を助長するターゲットがいます。それがコーホーサーモン。
しかしこのコーホーサーモン、人間の三大欲求を制してくれる魚でもあります。何故ならみんな大好き、イクラを餌に使うから。
イクラを食べたいという食欲に打ち勝ち、眠たい目をこじ開け車のドアを閉める音すら憚られる程の早朝、というか深夜に釣り場へ向け出発するという睡眠欲を制する者のみが手にする事ができるサーモン、それがコーホーサーモンなのです。
そしてそんな努力を嘲笑うかの如くコストコで普通に売っているサーモン、それがコーホーサーモンなのです。
という事で、今回はコーホーサーモン釣りのご紹介!いってみましょう!アレ?性欲は??
はい、という事で早朝のミシガン湖防波堤でございます。この時期はミシガン湖に面する防波堤なら大体どこでもコーホーサーモンは釣れるみたいです。
この日は前日が爆風で湖が大荒れ。気温も一気に下がった為、防波堤はご覧の通りブリザガ状態となっております。
でもこんな日でもコーホーは釣れるんですなぁ。
こちらが今回のエサ、シュケイン。
シュケインとはサーモンの卵を筋子のまま加工して保存が効くようにしたエサです。
食欲を制するとか言いましたけど、釣具屋さんによっては普通に売ってます。一度近くの釣具屋さんに確認してみてください。もし自分で作る場合は、YouTubeに沢山レシピが載っていますのでお気に入りを選んでください。
僕のオススメは、あんまり色とか防腐剤とか入れずに出来る限りナチュラルに作ることです。
はい、こちらが今回の釣りの最大のポイント、エッグノットです。
シュケインを多用する釣りから生まれたこのノット、柔らかいサーモンの卵をそのままエサとして使える非常に優秀なノットでございます。
YouTubeでEgg loop knotで調べると結び方の紹介動画が出てきます。難しくないので是非覚えてみてください。
エッグノットで出来たリーダーの輪の中にシュケインを挟み、好みのサイズに切り落としたらエサの準備完了!
いつもの仕掛けの紹介図。今回使用するブッコミ仕掛けは何の変哲もない誘導オモリ仕掛けとなります。
誘導オモリなので魚が喰ったら竿先のテンションが魚に伝わりますので出来る限り穂先の柔らかいロッド推奨です。
ミシガン州のルールで、釣りに使用できる竿の本数は一人三本までと決まってます。という事でブッコミロッド改め特攻の拓を3体作ったらあとは”魚”(フィッシュ)が”竿”(ロッド)と”踊”(ダンス)っちまう!!?瞬間を待つだけです。
いつの間にか朝になってしまいました。でも実はコーホーサーモン、日が出てからの方がよく釣れるんです。
じゃあ何故深夜未明に釣り場に来たの?と思われますよね。まあ、釣りに行きたくて寝れなかったからですな。
!!?
そうこうしている内にアタリが出始めました!
この時期のコーホーはサイズが小さいので当たったら合わせないと針掛かりしません。
ロッドを手に持ち、魚信が伝わると同時に鬼アワセ!
さあ、声を大にして言いましょう!”待”(ま)ってたぜェ!この”瞬間”(とき)をよォ‼︎
はい、インパクトのあるヒットの写真とは裏腹に、これが今の時期のコーホーサーモンです。
めっちゃ小さいのですが、レギュレーションでは10インチ(26㎝)以上は5匹まで持ち帰りOK。
ちなみにこちらは30㎝程度でした。
もう一尾同じ程度のサイズを追加して今回の釣行は終了!アタリは沢山有ったのですがなかなか乗らず。
まあ沢山釣ってもしょうがないですからね。資源保護のために2匹程度で勘弁しておいてやりましょう(涙目)。
早速家に持ち帰り調理です。見てくださいこの身の色!遡上を始めたスチールヘッドやキングサーモンでは決して見る事の出来ない鮮やかなオレンジ色です。これが最高に美味いんですわ。
こちらを今回はチャンチャン焼きにして頂きました。
我が家の家族は僕以外あまりサーモンを食べないのですが、このコーホーサーモンは競い合うように食べてくれます。
今回のコーホーサーモンのサイズでも脂はたっぷり乗っていました。
サケ特有の臭みが全くなく本当に美味しいんで是非ご賞味ください。
という事で今回の釣行も動画に致しました。
防波堤での狙いどころなど載せておりますので是非ご参考にしてください。
シュケインの釣り方などは日本のサケ釣りでも使えたりするんじゃないのかなと勝手に想像しています。
この釣りは4月中旬くらいまでです。ミシガン湖の防波堤ならどこでも出来るようなので、ご興味のある方は是非。
それではまた。
Amberjack
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