6月末のミシガンのイベントはいちご狩りで決まりなのか!?

こんにちは。Amberjackです。

暑いですね!ミシガンも夏の始まりでムシムシしてきました。気温も30℃近くまで上昇する日もあり、朝方のウェーディングでひんやりと癒される至福の時を過ごしております。しかし釣りに熱中して気付けば朝の9時過ぎ、家に帰ると家族は全員起床しており妻の冷たい視線に更に冷やされますよ!この尿意は冷えからくるのか恐怖からくるのか!?

という訳で、先週末(6/29土)は釣りは一旦中止で家族サービス!我が家の近くの果樹園に行ってきましたよ。

今回お世話になったのは我が家から車で20分ほどの場所にあるSPICER ORCHARD ! 中では果物やジャム、オリジナルのソース、ドーナツやアイスも売っています。店員の愛想もとてもよく、素晴らしいお店でした。特にストロベリーアイスが絶品です!

いちごだけでなく、チェリーやリンゴなど季節によって様々な果物をもぎ取る事ができるようです。詳しくはHPをチェックして調べるべし!http://www.spicerorchards.com/harvest-schedule.html

しかしここで衝撃の事実が!残酷にもこの農園はSpring Mill Pondから近い事が判明。こんな事をしている間にも誰かが巨大トラウトを釣ってしまうかもしれない。さあ、心ここにあらずのいちご狩りが始まりますよ~!

さて、果樹園についたらまずは本当は釣りがしたいのですが気持ちをぐっと抑え下唇を噛み締めながら鬼気迫る表情でイチゴ狩りがしたい旨を店員に伝えます。すると段ボールで出来た箱がもらえます。


ここの果樹園はイチゴを獲りたいだけ獲って、最後に箱に入れた重さに相当する金額を支払うシステム。ここでこのシステムの欠陥に気づいたアナタ!卑しいですねぇ~。その通りです。イチゴを摘んでいるときに食べまくれば、一銭も払わずに済んでしまいます!もちろん私も試みましたよ。そしてすぐに生ぬるいイチゴはそんなに食べれないという事に気づいてやめました。普通にお金を払って洗って家で食べましょう。

イチゴ農園まではこのトラクターに引かれて行きます。

藁の椅子に座って農園まで行けばまるで農家になった気分!自身も初の藁ぶき椅子体験でしたが、感想としては、非常に固いですね。しかもガタガタ道を進むので、痔が超悪化しそうです。そして強欲にも箱いっぱいに溢れんばかりのイチゴを摘んだ後は振動でかなりの確率でイチゴをぶちまけますのでご注意ください。

さて、イチゴ畑にやってきました!見てくださいこの青々とした苗を!野ざらしですので帽子は必携です。

心ここにあらずのイチゴ狩りですが、やってみると意外と面白い!苗には沢山の小さなイチゴが実っており、一見取りやすそうに見えるのですが実は葉に隠された奥底に巨大なヌシがいるのです。コマセ釣りに似ている感覚ですね。撒き餌に群がる木っ端は狙わず、少し離れた沖にいるデカイ奴を狙うのです。こんな所でも釣りの経験は活きるのですねぇ。

見てくださいこのサイズ!アメリカンサイズです。正式な品種名は分かりませんので、私はあめおうと名付けました。アメリカだけにね。このあめおうを夢中で引きちぎっていると、右手に激痛が!

この植物が痛みの原因です。何故か全身にトゲを纏い、イチゴの苗のど真ん中に鎮座しております。凄まじい存在感を放っておりますが、イチゴ狩りに夢中になって少しでも彼の存在を忘れてしまうとチクリ!激痛です。名前は分かりませんが、取り敢えず「強欲なる右手に罰を与える草」と呼んでおきます。次回は手袋必須です。

小一時間ほどのイチゴ狩りの結果、見てくださいこの量!これで20ドル程度!そしてこの赤味!半分は私の血で赤く染まったとしても、ここまで熟したイチゴはアメリカのスーパーではなかなかお目にかかれません。何故ならアメリカのスーパーでは日持ちさせるためにあえて少し緑が残ったイチゴを出荷しているからだそうです。これこそがイチゴ狩りの醍醐味なんですねぇ。

家に帰ってから量を計りました。約3kg。取りましたねぇ。生食用に少し残してほぼジャムにしました。ジャムの作り方は以下ご参照ください。

【ジャムの作り方】
1.イチゴをさっと水洗いしてそのあと水気をよく切り、ヘタを取って鍋に入れます。
2.イチゴの総重量の約40%の砂糖を入れ、イチゴをざっくりと潰した後に火にかけます。中火くらいがおススメです。
3.イチゴ汁が沸騰したらレモンを3個ほど絞り、レモン汁を混ぜます。その後中火でよく混ぜながら約30分〜1時間ほど煮込みます。
4.途中ジャムテスト(冷水をコップに入れ、その中に煮込んだイチゴ汁を一滴入れて、拡散せずに底に汁が届けばジャムになります)をして丁度いい煮詰め具合で火を止めます。
5.熱いうちに煮沸消毒したビンにぶち込みます。

これで私は500グラムが入るビン4個のジャムが出来ました!生で食べてもとても甘くて美味しく、子供も大喜び。大満足のイチゴ狩りでした!一点、ポイントというか、イチゴ狩りは朝の早い時間に行く事をオススメします。理由は、昼過ぎに行くとシーズン真っ只中の場合は、私のような強欲者がイチゴを蹂躙してしまい、着いた頃には赤く熟した大きなイチゴが殆ど無い荒地と化している可能性があります。真昼間はあついですしね。
また、1番の問題は、私は殆どジャムを食べないという事です。何故ジャム作りにここまで熱意を込めてしまったのか全く分かりません。大量のジャムをどうするか考えながら、取り敢えず忘れるために明日の朝も釣りに行きます。

それではまた。

Amberjack

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