アイスフィッシングでスチールヘッドをダイワ 月下美人 アジングジグヘッドで釣る!

Amberjackでございます。
いよいよミシガンも暖かくなってまいりましたね。皆様如何お過ごしでございましょうか?

社会という現実に目を背けシャンティーという殻に閉じこもりワックスワームと戯れる日々も終わりを迎えようとしております。という事でアイスフィッシングもシーズン終盤、ほぼ終了のムードがプンプン!

しかし私には夢があります。
それはアメリカのアイスフィッシングでシャンティーの中に広瀬すずと2人っきりで釣りをしながら
「見てごらん、すずのロッドの鈴が鳴ってるよ…」
とキャッキャする事!そして次点でアイスフィッシングでサケ科の魚を釣る事!

という事で、1番目の目標はハードルが高そうなので今回はとりあえず2番目の目標であるアイスフィッシングで念願の巨大レインボートラウト スチールヘッドを狙いに行ってまいりました。

さて、ここで問題となるのはタックルでございます。
このスチールヘッドのアイスフィッシングですが、場所によって結構タックルが変わってくるのが難点です。
所変われば食生活や習性も変わりますので普遍的なテクニックというのは実はなかなか見つかりません。
更に私のホームグラウンドであるヒューロン湖においてはスチールヘッドのアイスフィッシングの仕掛け情報がネット上には殆どありません。という事で現地収集を繰り返し自分なりの仕掛けを作ってみました!それがこちらです。

これですよ、シンプル・イズ・ザ・ベスト。スティーブ・ジョブズも言っていましたね。結局はここに帰ってくるんですよ。クリスマスまでには私の元に帰ってくるんですよ。広瀬香美も言っていましたね。
そしてこの仕掛け、ポイントは言わずもがな、ダイワ 月下美人 アジングジグヘッドですね。

このダイワ 月下美人アジングジグヘッドですが、所謂オープンゲイプ、つまり針先が外側を向いている触れるものみな傷つける青春アバヨ仕様でございます。
アイスフィッシングはドラグダラダラが基本ですのでフッキングが決まりにくいのですが、このオープンゲイプがうまく魚の口に引っ掛かり針が残ってくれることを期待しています。

ラインはやや細めの6lbです。
アイスフィッシングは波などの外的要因が殆ど無いので結構ラインが目立ってしまうのではと思い細目にしてます。
また、しなやかさ重視でナイロンラインが好きなのですがナイロンは吸水するので気温がマイナスだとすぐに凍ってしまいます。凍るとガイドに張り付いたりと結構厄介なので、フロロコーティングを使用してます。
このタックルでシャンティーの中で釣りをしますが、今回はシャンティーの外側にもロッドをセットします。
そのタックルはこちら!

殆ど変わらないですね!変化点としては、アイスストッパーとウキ止めを追加しています。
アイスストッパーとは何ぞやという事ですが、これはラインが凍ることを防ぐための道具です。

ウキのように見えますが、写真のようにパカッと分かれまして、中に不凍液を注ぐことでラインが通ると不凍液に触れて凍り付くのを防ぐことが出来たり、仕掛けをピックアップした時もゆっくりと不凍液を垂れ流してラインが凍りつくのを防ぐストッパー毒島的なスグレモノです。
シャンティーの外は気温がマイナスになることが殆どなので、ラインが凍り付いてトラブルが多発します。
なので、これは有った方が良いと思います。

今回使用するエサは基本的にミノーです。
月下美人 アジングジグヘッドをミノーのアゴに掛けます。前田太尊が鬼塚のアゴをカチ割った感じで掛けます。という事でミノーの泳がせでスチールヘッドを狙います。以上、これらの最強タックル布陣でスチールヘッドを穴から引き摺り出したらタックルからのマウント後6パウンドで叩きのめしてやろうと思っております。

はい、実釣開始!深夜未明に真夜ぉ中のシャンティーをブチ上げます!悲ぁしみのシャンティーにならないことを願うばかりです。
こんな時間にも関わらず周りには釣りの事しか考えて無さそうな同じ顔のブラザーが既にアイスフィッシングを開始しています。

シャンティーの中はこんな感じ。今回は敢えてシャンティーの中に雪を残しています。
何故かって?雪を掻くのが面倒だからですよ。
あと雪が有った方が目くらましになって魚の警戒心を刺激しないような気もしています。

さて、アイスフィッシングのもう一つの悩みでありますどこにシャンティーをおっ建てるかですが、実は私ある晴れた昼下がりにドローンを飛ばして釣り場を空撮済みでございます。
ローカル釣り師曰く、スチールヘッドは割と砂場や砂利を移動するらしいので、出来る限り藻場を避けてシャンティーを設置します。

こんな感じで外側にもロッド設置済み。ちなみにこの竿置きはJaw Jackerという道具で、魚がヒットしてラインを引っ張るとロッドを跳ね上げてくれるスグレモノです。

これも有ると無いとでは大違い!私は更にロッドに鈴を、いや、すずを付けてヒットしたら音で分かる様にしています。

という事で、シャンティーの中に籠ってマイロッドの操作開始!
この日は比較的水が澄んでいて、水深が2m程度の釣り場ですが底が余裕で見えます。
魚が来たらヒットの瞬間も見れそうだなーと思っていたその時…

マイミノーに近づく巨大な魚影…心臓が止まりそうになります。
このスチールヘッド、全く警戒心が無く何度もミノーにアタックしてきます!
ちなみに写真上部のワックスワームはただ弄って遊んでいただけです。
そして3度目のアタックで遂に…

ヒットです!1mにも満たないミディアムライトのロッドがブチ折れそうなほど曲がります!
ラインも6lbの為、無理はできません。フックもアジング用の細軸の為、折れてしまう可能性があります。
ネガティブ要素は沢山ありますが、自分の腕を信じてファイトする事約4分…

遂に釣り上げました!サイズにして60㎝程度ですが丸々太ったスチールヘッドです!
釣れるとは聞いていましたが、まさか凍ったハーバーにスチールヘッドが本当に入ってきているとは…
しかも自分で試行錯誤した仕掛けで釣り上げてもう感無量です!ダイワ 月下美人のアジングジクヘッドがしっかりとスチールヘッドの口に掛かっています。しかしアジングジクヘッドって言い難い。ジオングヘッドと言い間違えそうです。

再会を願いつつジュディオングを歌いながらリリースです。残念ながらこの後は釣れませんでしたが、自分の2番目の目標であったアイスフィッシングでサーモン系の魚を釣る、という夢は叶えることが出来ました。

という事で、今回の釣行はこれにて終了!
この感動の釣りを今回も動画に収めることが出来ました。
ご興味のある方は是非。

それではまた。

Amberjack

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