こんにちは。Amberjackです。
さてさて、足繁く通ったグランドヘイブンのサマースチールヘッドもシーズン終盤!既にDNRレポートではもう終わったと結論付られているようです。
しかしまだ一匹も釣っていないのにシーズン終了を受け入れる訳にはいきません!という事で、7月17日にラストチャンスを掛けて今年4回目のGrand Havenへ行ってまいりました!
いつ見ても美しい、心洗われるGrand Havenのチャネルの景色です。でもピアーに着くのは夜中なので、この景色はいつも帰りに車に乗り込む際に一瞥するのみです。毎回悔しい思いで睨みつけたあの赤灯、今回こそ笑顔で目に焼き付けたいものですわ!
という事で、今回も秘策を用意しましたよ。
私のモットーは郷に入っては郷に従えなのですが、どうもこのスチール釣りは交通事故のような感じで釣れることが多いです。あまり現地の仕掛けは関係ないのではないだろうか、、、
そこで今回は、サケ釣りの歴史も長いであろう北海道のタックルを存分に参考にする事としましたよ!ちなみに北海道ではサケはアキアジとも呼ばれている様です。
まずは北海道の伝統釣法、ウキルアーです。仕掛けは以下HPを参考にしました!
https://www.bepal.net/play/canoeing/107474
それで出来たのがこんな感じの仕掛けです。
当然アメリカにはウキルアー用のウキは売っていないので、似たようなBeau MacのSlider Bobber 2OZで代用です。ちなみに半田ゴテで穴を開けて発光体を刺せるように加工しています。
スプーンは日本からEMSで取り寄せた、サーモンロケット45gをセットします。
更に、ウキルアーは日が昇ると食いが落ちるそうなので、これまた北海道で人気のウキフカセを作りましたよ。仕掛けは以下ホームページ参照!
http://taromichidiary.com/salmon-fishing-float/
これでナチュラルに誘います。
極めつけはいつものミシガンウキ仕掛けですが、こちらにも北海道のタックルセッティングを取り入れました。
ポイントはタコベイトです!北海道の仕掛けはウキルアーもウキフカセも、必ずタコベイトが付いています。恐らくタコベイトは何らかの意味があるのでしょう。スチールへたっぷりアピールしてくれる事に期待し、ミシガン伝統のウキ仕掛けに取り入れます。これでグランドヘイブンがオホーツク海に望む枝幸港に思える事でしょう!
さて、いざ釣行開始!ポイントは前回UMT氏がスチールを上げた先端付近を狙います。ちなみに先端付近の水深は4m~6m。という事でいつものミシガンウキ仕掛けはリーダー長さ2.5mにして中層からやや底付近を狙います。
現地に到着したのは夜中12時過ぎ。まずは仕掛けの準備をして1時頃にミシガンウキ仕掛けを投入です。
その後、ウキルアー仕掛けなどを作っているといきなりミシガンウキ仕掛けの竿先を持っていかれる強烈なアタリ!
夜中のバイトは殆どフレッシュウォータードラムかナマズなのですが、今回は明らかに魚がジャンプしています!これはスチールに間違いない!
ミシガン湖を凄まじいスピードで縦横無尽に泳ぎまくるファイト、時にジャンプも見せてくれるかなりエキサイティングな引きですが、そこまでサイズが大きくなさそう。パニクりながらもドラグを調整して時間を掛けてやり取りします。最後はSGUR氏が見事ランディング!
とうとうやりました!ミシガン湖のスチールヘッドです!色鮮やか、まるでシイラのような発色の良い魚体です!釣り上げた時間は夜中の1時半。こんな真夜中にスチールが釣れるとは、、、きっとタコベイトの効果でしょう。ちなみにエサを丸のみで、フックが喉奥に刺さっていました。
その後、ウキルアーも投入しましたがアタリは無し。しかしこの釣りは恐らくキングサーモンに有効だろうという確信を得ましたよ。
さらにウキフカセも一度強烈なアタリが有りましたがフッキングせず。この釣りも日が昇って魚がスレてしまった状況で有効だろうと感じました。
という事で、この日はこの一匹のみで終了です。
さて、帰宅して計測したところ、57㎝とやや小ぶり。しかし捌いてみると脂がタップリのって非常に美味そうです。切り身にして塩鮭で頂くことにします。
いや~何とかグランドヘイブンで念願のスチールヘッドを釣り上げる事ができました!仕掛けに色々と手を加えましたので何が効いたのかは分かりませんが、タコベイトは効果的であったと信じたいです。
でも個人的にはウキルアー釣りがキングサーモンのピアー釣りシーズンで使えそうなのが収穫でした。是非この釣りでサーモンを釣り上げてみたいです。その際はまた釣果報告します!それではまた。
Amberjack
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