ドラグが鳴り響くシーズン到来！ミシガン湖でスカマニアトラウトを狙う！

こんにちは、Amberjackです。

いや～暑くなってまいりましたね！ミシガンもまるで夏の様相ですな！水辺には既に夏真っ盛りを思わせる程水着を着た人々で溢れておりますね。
ミシガン湖沿いのビーチも例外ではなく、週末は湖水浴客で大盛況！バスプロショップのジャケットを来て湖沿いを歩く人なんて皆無でしょう。ただ一人、、、僕を除いては！

最近のミシガンは気温80Fくらいまで上がる日が多いですね。しかし水温は55F～60Fとまだまだ冷たいです。この温度差が奴らを呼び寄せますよ！そう、スカマニアトラウトです！

スカマニアトラウトは別名サマースチールヘッドとも呼ばれており、夏に川を遡上します。しかし産卵自体は冬とか初春らしいので、皆さんのお好きなイクラはこの時期は持っておりません。
その代わり身の脂の乗りが凄まじく、捌いていると手が潤って潤ってしょうがありません。

しかもファイトも格別！スチールヘッドの仲間なのですがその大型の尾ひれから生み出される遊泳力はリールからドラグを引きずり出しミシガン湖を縦横無尽に駆け回りファイト中に何度もジャンプします！

そんな食味と釣り味、そしてアラフォーを迎え手のカサツキが気になり潤いを求める今日この頃、スカマニアを釣りにミシガン湖まで行ってまいりました！

はい、という事で、まずは仕掛けのご紹介。ミシガンで防波堤からスカマニアを釣る時に主に使われる仕掛けは2種類です。最初にご紹介するのは最も人気があるであろう、Michigan City Rig。通称MCリグです！

次にご紹介しますのはこちらのリグ、名前は不明です。こちらはエビエサにも使えますが、エールワイフの泳がせなどに適したリグだと思います。

他にも北海道でよく使用されているブッコミ仕掛けも作成してみました。

更に、やはりシンプル イズ ベストという事でフカセ仕掛けも作成してみました。

さて、これらの仕掛けのどれが一番有効か探るべく、ミシガン湖沿いの防波堤に向かいました！
いきなり結果報告ですが、当日は夜中の12時から朝の10時まで釣りをしてアタリは殆ど無し！
そんな中でもMCリグが私自身や周りも含めて一番アタリとヒットが多かったです。この様子は以下動画に収めてありますので興味がある方は是非！

という事で、使える仕掛けはMCリグという事で翌週に再チャレンジです！
今度はミシガン湖の防波堤で夕方からチャレンジ。ミシガン湖は日没を遮るものが無いので、今の時期はメチャクチャ日が長いです。私も夕方9時頃に到着してこの明るさ！という事で、MCリグを早速投入です。暫くすると竿に付けた鈴とドラグが激しく鳴り響きます！

上がってきたのは70㎝くらいのスカマニアトラウト！綺麗な銀色をしておりますね！

そして日が沈み、防波堤から人が居なくなったころ、再びロッドがへし曲がります！

はい、スカマニアトラウト追加！こちらは82㎝ありました！超デカイ！

更に釣りを続けると、またまたバイトです！
しかしこちらは何だか鈍重な引き。明らかにスカマニアトラウトとは異なります。
近くまで寄ってきてナマズという事を目視で確認。取り込もうとすると、隣のロッドが湖に引き込まれそうになります！間違いなくスカマニアのバイト！何と一人でダブルヒット達成です！スカマニアの方が遊泳力があるのでリールの糸が全部無くなったりロッドが湖に引きずり込まれる可能性があるので、まずはスカマニアから釣り上げます。

はい、という事で追加のスカマニアをゲット！こちらは77㎝でした。

更にアメリカナマズもゲット。こちらも非常に大きかったです。ナマズはリリース。

いや～という事で、何とこの日は3匹 / 人というミシガンの持ち帰りリミットをほぼ達成しました！
この様子も動画に収めてあります。皆様の日々の釣りにお役立てください！

はい、という事で今回はスチールヘッドの一種、スカマニアトラウトの釣行レポートでございました。
日本には天然のレインボートラウトは存在しないと言われており、その降海型であるスチールヘッドはあまり日本人にはなじみが無いと思います。スチールヘッドは元がニジマスなだけあって食べても美味しいですし、スカマニアの脂の乗り方は殆どトロサーモンです。

スカマニアの身の色はこんな感じです。食べても美味しそうでしょ？

スカマニアは防波堤の水温が65Fを超えるまではまだまだチャンスがありますので、皆様も是非チャレンジしてみてください！ミシガン湖沿いのグランドヘイブン以南の防波堤なら大体どこでも釣れるチャンスはあるようです。それではまた。

　

Amberjack