こんにちは。Amberjackです。
ミシガン湖の防波堤スチールヘッドが開幕したものの、6月はちょっとバタバタしておりとてもミシガン湖まで行く余裕がありません。
友人から毎週のように来る釣果報告に精神を病み始めたその時、何とヒューロン湖の防波堤でアトランティックサーモンが釣れているという情報をゲットしました!
どうやら今年はミシガン湖のみならずヒューロン湖も水温が低いようで、6月上旬にも関わらず沿岸水温は今だ50F程度です。50~60Fの水温を好むアトランティックサーモンやコーホーサーモン、はたまたスチールヘッドまで深場に戻らずヒューロン湖のシャローをウロチョロしているようです。
更に今のシーズンはベイトフィッシュが産卵のためにヒューロン湖の港の中に入ってきているとの事。これを追ってきたサーモンが防波堤から釣れているようです。
ミシガン湖までは往復5時間強掛かりますが、ヒューロン湖なら往復3時間で行くことができます。
土曜日も午前中だけ釣行を許可して貰って午後には家族サービスに充てることが可能!これで釣りに行っても家庭内不和が鮭られ鱒!という事で、浅場のサーモンを狙うべく6月上旬の土曜日にヒューロン湖の某港まで行ってまいりました!今日は浅場で帰さないよ!グヘヘ!
さて、こちらが今回の舞台となります。ヒューロン湖の西側に面した美しい港です。
水深は2m~3m程度。アトランティックサーモンは中層~表層を遊泳する為、スプーンで釣る場合は割と早いスピードでリーリングする必要アリ。手返し良く釣りをする事が出来そうです。
タックルは上記の通り。やや季節外れのアトランティックサーモン狙いですのでプレッシャーを感じて防波堤から離れた沖合にいる可能性もありますので、飛距離を重視して細いラインを使用したライトタックルで挑みます。
ルアーは数々の魚をもたらしてきた信頼と実績のダイワ レーザーチヌークS パロットカラーです。
さて、サーモンの接岸と共に夜明け前から自然と目が冷めてしまう哀しい習慣、サーモディアンリズムが染み付いている私はこの日も4時起床で6時から実釣開始!
空が白んできて豪勢なプレジャーボートが続々と港を出る中、ルアーをスクリューに絡めて楽しい一日の始まりをヒューロン湖の様なブルーな気分にしてやるぜとの意気込みを込めボート目掛けてキャストすること数投。
ボトム着底後に5回ほど早巻き(1~2回転/秒)し、1秒ほど止めるストップ&ゴーを繰り返していると、コンッとバイトの申し込みがありました。面接なしの即採用じゃいとばかりに思いっきり合わせるとヒット!メッチャクチャ走り始めます!こりゃー活きの良い新人が入ったもんだとばかりにファイトしていると、突然激しくジャンプ!明け方の誰もいない防波堤で三平の見開きの如くウッヒョー!と一人大慌てです!これはサーモンで間違いない!
ライトタックルの為無理せずドラグを緩めに設定し、10分ほど格闘して無事タモ入れ成功です!
見てくださいこの腹周り。さては「ま、いっか!アメリカだから。周りの体型はもっと凄いし…」と思って油断して食べ過ぎたな?57㎝のメタボリックアナボリックアトランティックサーモンです。かなりのファイターでした。
その後、キャストを続けますがバイトはありませんでした。
狙い通りに釣れてくれたアトランティックサーモンに感謝です。
さて、家に帰ってきて捌きます。身の色は超オレンジ!やはりレイクで釣れるサーモンは川とは全く違いますね。美味そう。。。
ムニエルにして頂きました。脂も乗って身の弾力もあり、最高に美味かったです。
ヒューロン湖のアトランティックサーモンはミシガンで釣れる魚の中でも一番美味いと思います。
今回も動画を撮影しましたが、釣り場に着いてすぐに釣れると思わずファイトシーンを収めることが出来ませんでした。でも暇を持て余した方は是非ご視聴ください。
今回は少ないチャンスを手中に収めることが出来た貴重な釣行となりました!
そして最近強く感じるのはミシガンで魚を釣る上で非常に重要な要素は水温であると感じています。
スチールヘッドやアトランティック、コーホー、キングサーモンには季節的な遡上行動に加え、接岸しやすい水温があるようです。またエサとなる小魚にも接岸しやすい水温があると考えられています。
基本的にミシガン湖やヒューロン湖は深い場所の水温が冷たいため、風が吹いたりすると表層の暖かい水温が移動して深部の水が湧き上がってきたりします。その為、水温を知る上で風も非常に重要な要素だと考えます。
この水温と風を意識しながら今後は釣り場を選定して、釣果を伸ばしていきたいと思います。でも1番大事なのは運なので、皆様もセンコーで釣った小バスをインスタに上げるのを止めて善行で積んだ徳をカンストまで上げてください。それではまた!
Amberjack
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