キングサーモン遡上ピーク!Chad & Betts ガイドサービスで王族引き廻しの刑に処す!

こんにちは。Amberjack です。

とうとうやってきましたね、王様のご帰還ですよ!10月上旬、マニスティーリバーではキングサーモンの遡上がピークです!

こんなベストシーズンに有難いことに第二子を授かりました。まさに自分で撒いた種。向こう1年は釣りを諦める所存でございましたが、なんと妻の実家から義母がアメリカへサポートに来てくれました!ありがとうお義母さん!心置きなく親子孫水入らずのひと時をお過ごし下さい!私はマニスティーリバーに水入りしてきます!

という事で、このチャンスを逃すわけにはいかない。ここはミシガンで絶大なる信頼と実績を誇る、Chad & Betts ガイドサービスに頼る事にしました。本日はブログにコメントしてくださる、Gontaさんもご一緒。

さて、キング釣りのテンションを高める為、王様の高速道路の星を聴きながらノバイから3時間ほど掛けてマニスティーリバーまで来ましたよ。時刻は朝6時。ティッピーダム下は黒山の人集り。サーモンより多いんじゃないかしら。

こちらが本日の船、我々のステージです。完全に川のドリフトフィッシングに特化した造りですね!浅い川底に擦らないよう、船底は平坦に、喫水も浅くなってます。ちなみにエンジンはペラでなくジェット噴射。

本日のガイド、ジャスティン君です。後ろ姿からは想像できませんがヒゲモジャの陽気なナイスガイです。

さて!今回はまずウキ釣りです。イクラに似せたビーズをフックの2インチくらい上にペグで止めた仕掛けで臨みます。
今回はガイドフィッシングですので、ロッドからリール、仕掛けまで全部貸し出し!ロッドはG.LoomisのFloatモデル13ft、リールはどこのか分かりませんがシマノの3000番くらいですかね。Chad & Bettsのガイドは変なタックルは置いていません。非常にハイグレードなタックルの貸し出しを行っております。
ラインはブレードの2号だと思います。その先の道糸は恐らくフロロカーボン16ポンド、スイベルから先のハリスはフロロカーボン12ポンドぐらいでしょうかね。ウキ下は3~4mくらいだと思います。

この写真、何気に非常に重要だと思うですが、オモリの打ち方に特徴があります。
まずウキの真下に大きめのオモリが一つ、そしてスイベルの上にも大きめのオモリがあります。さらにハリスの上の方に小さめのガンダマが付いております。
なぜこのようなオモリの打ち方かというと、マニスティーのような大きな川の流れは表層が早く、低層はゆっくりになっています。
その為、ウキの真下に大きなオモリをつけて表層の早い流れでもゆっくりウキが流れるようにして、低層の流れを受けた釣り針がウキよりも先行して流れるようにしているのです。
そうすれば仕掛けが張った状態で針がサーモンの鼻先に流れるので、違和感が無く、バイトも鮮明に出るわけですね。ここらへんのウキ釣りとオモリの打ち方の世界は非常に深く経験で覚えるしかないのでしょうね。
個人的には下記ホームページ が参考になっています。https://jp.poleandline.com/how-to/floatfishing/mainstream/

この釣りはウキの流れに合わせて船もどんどんと流す、ドリフトフィッシングと呼ばれるスタイルで進めていきます。

早速私のウキにアタリが!すかさず電撃鬼合わせでフッキングすると強烈な引き!強烈すぎる引き!スレですね。あえなくバレてしまいました。

ポイントを移動しながらどんどんと船を流していきます。川には既に役目を終えてお亡くなりになられたキングの姿が。

しばらくポイントを流しましたが、ドリフトで釣れないので、仕掛けを変更する事に。
こちらはエサに本物の鮭のイクラを使用した釣り方。Spawn sackと呼ばれています。
この釣りでは川の中でサーモンの溜まっているプール上流にアンカーを打って、船を完全に固定して仕掛けをどんどんとプールに向かって流していきます。リールは今回ベイトリールを使いました。でも釣れず。。

ここで再びドリフトフィッシングに戻すことに。するとGontaさんにヒット!

推定70cm越えの立派なキングサーモンですね!スンバラシィ!そして羨ましい!
この間にも私も3度ほどフッキングに至りますが、見事に3バラシ。サンバラシィ。

これですよ。これが見たかったんですよ。王族の引き廻しで御座います。
絶対王政停止の瞬間。まさにフランス革命!これからはスチールヘッド のシーズン、スチール市民軍の大勝利や!

ついでにスチール市民軍も確保や!まさに無差別、恐怖政治!
どんなけ釣るんですかGontaさん。こちらも70cmほどある良型スチールです!

この後、私にもスチールがヒットするも、軽くジャンプでいなされフックアウト。

そしてあっという間に時は過ぎ、15:00に納竿!アタリは頻繁にありましたが、結果はGontaさんがキングサーモン1匹、スチールヘッド 1匹の釣果、私がキングサーモンの半身一枚、スチールヘッド の半身一枚をGontaさんから掠め取って、合わせて1匹の収穫!人の温かみを感じる〜。

いやーそれにしても釣果はともあれ、やはり聖地マニスティーリバーの悠久の流れを感じながらボートで釣りができるという非日常、この瞬間に感謝ですよ。
誰が釣って誰が釣れなかったなんて、この大自然の中では本当にちっぽけな事なんだなぁ、と、帰りは王様のやきもち男を聴きながら3時間かけてノバイまで帰りましたわ!また春にリベンジですわ!
それではまた。

 

Amberjack

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