こんにちは。Amberjackです。
いや〜今週末は爆風且つ気温も急激に冷え込み、美しくも儚く木々を彩っていた紅葉を一瞬でゴミクズに変えてしまいましたね!皆様如何お過ごしでしょうか?
この急激な気温の低下でミシガン州を取り巻くグレートレイクスの水温も下がりまくり!スチールヘッドやアトランティックサーモンも産卵活動すべくウズウズし始めております。という事で、乱れた風紀を正すべくヒューロン湖沿いの某港まで11ftのテンリュー製 根性注入棒を持って熱烈指導に行って参りましたよ!
さて、時刻は朝の5時半です。釣り場に到着すると大量のアトランティックサーモンが港内を回遊しております。まさに酒池肉林状態!乱れまくっとる!
という事で急ぎスチールヘッド用のスピナーを取り出して投げるも、全く反応なし。
次にサスペンドミノー
シンキングペンシル
スプーンとあらゆるルアーを投げますが、全く反応がありません。
どうやらアトランティックサーモンは完全に産卵モードに入っており、全く口を使いません。
これは厳しい…。
最終手段、スポーンサックのウキ釣りで挑むも全くアタリがありません。エサでも釣れんとは。。。
しかし今回は秘策があります!
ウキルアーです。
日本の河口におけるサケ釣りも、遡上を意識したサーモンで殆ど口を使わないとの事です。
にも関わらず!皆さん釣り上げられています。
恐らくウキルアーのレンジキープ力、さらにデカいスプーンによる左右のローリング、そしてタコベイトのアピール力が煽り耐性99の産卵前サーモンでもイラつき噛み付いてしまう程のアクションを生み出しているのではと思いました!
という事で、ウキルアーをセット!当日の詳しい仕掛けは以下ご参照!
フロートからルアーまでの距離は1mです。この仕掛けを沖まで可能な限りフルキャスト!巻きスピードを2秒に一回転や1秒一回転など、色々変えながらトライ。そして巻きスピードを1秒間に3/4回転でキャストすると、遂にその時が来ました!
ルアー着水後、2~3巻すると突然、ガツガツとルアーに噛み付くようなバイトが竿先に伝わります!すかさずフッキング!するとグングンと走り始めます!しかし12ポンドと比較的太いラインを使用している為、強引に引き寄せます。
SGUR氏にタモ入れしてもらい、無事ランディング!やりました!59cmのアトランティックサーモンです!
正直絶対釣れんだろと思っていましたが、ミシガンでもウキルアーが通用する事を証明しました!
すごい達成感!感無量!
ちなみに北海道ではカツオとかサンマ、イカなどをフックにセットしますが、私は数週間前に嫁から冷蔵庫が臭すぎるとの苦情を受け全て廃棄。今回はエサ無しのルアーのみでのヒットとなりました。
ウキルアーのエサの作り方は奥が深すぎるので興味がある方は各自 “ウキルアー エサ” でググってください。
その後30分程度キャスティングするもノーヒット。結局5時30分~8時30分の3時間で撤収です。
さて、人生初のアトランティックサーモン。食味が気になります。まずはお腹を出します。すると…
大量のイクラも持っておりました!次に3枚におろして身の程を教えてやります!
超オレンジ!遅ればせながら我が家にも紅葉がやってきました!
Costcoでも売っているアトランティックサーモン。しかしこちらはほぼ天然モノです。種苗法流ではあるものの、ここまで大きくなるためにはヒューロン湖の小魚などを食べて自然に成長しております。
そのお味のほどは脂はやや少ないものの身の弾力が流石天然、Costcoサーモンよりも圧倒的にヒューロン湖のアトランティックサーモンに軍配が上がります。美味でした!
いや~今回は恐らくミシガンで初であろう、アトランティックサーモンをウキルアーでキャッチすることに成功しました。
この感動は今回もYoutubeに投稿しております。まさかのウキルアーでのヒットに大慌ての私の姿を酒の肴にされたい方は是非チェックしてください。
それではまた。
Amberjack
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