ミシガン 川のスチールヘッド釣りの備忘録

こんにちは。Amberjackです。

コロナ禍で気が付いたらスチールヘッドのスプリングランは終わってしまいましたね。

ミシガンでは自宅待機中も釣りは禁止されていませんでした。水に触れていないと発狂して発砲してしまう釣りキチが一定数いるからでしょうね。Essential Activityとして認められていたのでしょう。

しかしながらスチールヘッドのメッカ、Manistee Riverの超有名ポイントTippy Dam下は人が集まりすぎるという理由で閉鎖されてしまいました。恐るべしミシガンダーのスチールヘッド欲。

スチールヘッドはスプリングラン、サマーラン、フォールランと年3回遡上すると言われております。直ぐにまた遡上シーズンがやってきますので、ここで仕掛けのおさらいを自分の為にしておこうかと思います。

スチールヘッドにはいわゆるミャク釣りのボトムバウンシングと、ウキ釣りが現地ではメジャーです。ルアーやフライでも釣れるようですが、ちょっと私にはそこまでの技術はまだありません。今回はウキ釣りの備忘録となります。ボトムバウンシングはこちらの記事をご参照ください。

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さて、今回も高校3年連続美術5の私がサクッと仕掛けについて図解したいと思います。
まずはタックルご紹介。
ロッド:Fenwick HMX 9.6ft ML
リール:シマノ エクスセンスLB C3000MXG
あとは以下図をご参照!

これが仕掛けです。ちなみにスプリットショットの重さはこちらをご参照ください。

釣り場はMuskegon RiverのCroton Dam下を想定してます。

このウキ下の長さにおけるCrotonダム下の水深計はこんな感じでした。でも川の流れの速さでウキ下は変わってきますので、あくまでもご参考まで…。

実際の釣り場の水深に合わせて仕掛けをご調整ください。

さて、現地の人の仕掛けを見ていると、ウキの固定の仕方にコツがあるみたいです。

こうなってるんですよ。これの何がスゴいかと言うと・・・!

こういう事なんですね!川は水面の流れが速くなっているケースが殆どなのですが、このようにウキのトップでもラインを固定すると、ラインが水面に付かず、流れの速い表層流にラインが流されることなくウキが自然と流れていくんです。
まあ気持ち程度しか効果は無いかも、ですが。

ちなみにウキ釣りの方法は自分の釣り場からやや上流にウキを投入し、あとはどんどんと流していく。これをアタリが出るまで繰り返します。図解の様に仕掛けに複数のオモリが付くためキャスティングが難しいのですが、基本はキャスト後はサミングなどせずそのまま着水させて、着水後に竿を軽く煽って仕掛けを真っ直ぐに馴染ませるのが絡みも無く今のところ上手くいってます。

さて、ウキ釣りのコツはウキ下の調整だと思います。但し川のウキ釣りはウキ下を合わせるのが非常に難しいので、最初はある程度長めにウキ下を取り、根掛りしたり水草が付いてきたら都度ウキ下を浅くしたりと、こまめな調整が大切だと思います。また釣れた時のウキ下の長さとその時の水位をしっかりメモする事も重要です。

スチールヘッドの歯は鋭いので、針を飲まれてラインがスパッと切れないよう、アタリが有ったら基本は即合わせと言われています。但し、上手く口に針掛りすれば良いのですが、顔の側面にかかる事も多々ありますので、合わせが弱いと高確率でフックアウトします。確実にフッキングする為に糸フケをしっかり取ってガツンと合わせた方が良いと私は考えています。その為には、アタリがあっても慌てず、しっかりリーリングしてフッキング、場合によってはファイト中に追い合わせするぐらいの方が良いと思います。

スチールヘッドのファイトは強烈ですが、しっかり口に掛かれば釣り上げられます。竿を川下側に倒して自分も川下に動きながらファイトするとランディングしやすいと思います。

ところで、リールの話ですが私はShimanoのExsence C3000 LB MXGを使用しています。

別に宣伝でも何でも無いですけど川のスチールヘッド釣りとレバーブレーキリールの相性はめちゃくちゃ良いと感じてます。特にスチールヘッドはランディング直前で何度も突っ込んで本流に戻るという行動を繰り返すので、その時にドラグでは無くレバーブレーキでどんどん糸を送り込めるとバラシが激減する気がします。ドラグMax3Kgですが今のところキングサーモンでもレイクトラウトでもスチールヘッドでもドラグ力が足りないと思ったことは一度もありません。

遡上開始したばかりの銀ピカスチールヘッドはイクラも柔らかくて最高です!早くサマーラン、フォールランが始まって欲しいものです。それではまた。

 

Amberjack

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