アメリカの釣り！ミシガンコーホーサーモンの聖地 Platte Riverでコーホーを狙う！

September 28, 2021June 23, 2022

こんにちは。Amberjackです。

いやー釣りに行かないと1ヵ月が非常に長いですな。ミシガンの秋もだんだんと深まってきまして、友人からのロマン溢れる釣りの話を断りつつ家族からのマロンあふれる栗拾いの話を謹んでお受けするという精神修行の毎日でございます。

そんな中、友人からミシガン Coho Salmonの聖地 Platte Riverに行ってきたというレポートを頂きました。この釣果がまた素晴らしい！という事で、今回は友人の釣行レポートをアップしたいと思います。

さて、まずはコーホーサーモンとは何ぞやという話ですが、所謂ギンザケという種類に該当します。
その身はロシアの赤きサイクロンも真っ青、ミシガン鮭類ナンバーワンの鮮やかな赤身でございます！食べてもミシガンで釣れる鮭の中で一番美味いと評判です。

またファイトに関しても圧巻そのもの。キングサーモンの引きは強烈ですがどちらかというと一直線に沖へ突っ走る引き。スチールヘッドは縦横無尽にレイクや川を走り回りジャンプも繰り広げるエンターテイナーですが、コーホーサーモンの引きはスチールヘッドを凌駕するほどの暴れっぷりとの事！スクリューパイルドライバー並みに回りまくって実際に釣れた後のコーホーには巻き付いたラインの跡が体中に残る事もしばしば。

釣っても楽しく、食べても美味い最高の魚種ですな！そんなコーホーサーモンが大挙を成して遡上するのがPlatte Riverです。ミシガンから約4時間とぷらっと行ける距離ではありませんが、行く価値アリの魅力的な釣り場です。そんなPlatte Riverのポイントから釣り方までを余すところなく一挙公開！すべて友人の受け売りですが！

さて、Platte Riverの釣りですが、ポイントはPlatte River Fishing Weirという場所で釣りをします。
こちら、かのミシガン著名な観光地 Sleeping Bearからほど近い場所にあります。

Wierというのは堰の事でして、要するに魚を通す水門です。遡上したCoho Salmonがこの水門に溜まるため、釣りのポイントとなるのです。何とPlatte Riverでは毎年コーホーサーモンを800,000匹程度も放流しているそうです！このCohoが一斉に遡上を開始するタイミングが9月中旬~10月頭となります。この遡上タイミングを絶対に逃さぬよう、皆様は8ftロッドに訴状を巻き付けて奥様に釣行許可を直訴なさってくださいませ。私は今年は打ち首となりましたが。

さて、こちらがタックルとなります。所謂ボトムバウンシング、またはチャッキンダックと呼ばれるスタイル。この釣り、キーワードはナチュラルです。細めの仕掛けにビーズもシングル。いかに自然にコーホーサーモンへプレゼンテーションするかが重要となります。そのため、ロッドはキャストアキュラシーを高めるために8ftがベスト！シンカーセッティングも少しコツがいります。

このように川の中腹に立って遡上するコーホーを迎え撃つのですが、シンカーは対岸に仕掛けが届くか届かないかくらいの重さにセッティング。出来るだけ軽いシンカーでPlatte Riverの僅かな流れに仕掛けを載せてコーホーの鼻先を通します。誘いはシンカーが着底後、ゆっくりとリフト＆フォールでビーズを底付近に漂わせる感じです。
コーホーがヒットすると凄まじい勢いで突っ走りますので、周囲にヒットした事をアピールしつつファイトします。ドラグを緩めに設定していると対岸のブッシュに突っ込んでラインブレイクする可能性がありますので、ある程度は強めの設定でファイトする必要があります。