ミシガン湖でサーモンフィッシングの思い出

こんにちは。Amberjackです。

私は2017年に北米へ赴任し、今もミシガンに駐在しています。

言葉もままならない中、幼少の頃からの趣味の釣りが日々の大きな支えとなってくれています。魚の居るところならば、どこでも暮らしていけると思います。

さて、国内に居た頃はジギングやタイラバに勤しんできましたが、ここミシガンは内陸の州。海までは車で約10時間掛かります。

近くにはバス釣りの聖地セントクレア湖などがありますが、私は釣った魚を食べるのも大好きなため、出来れば食べて美味しい魚を釣りたい。バスも美味しいですが、キャッチ&リリースが主流の中、釣れて直ぐに締めてクーラーに入れるのは気が引けます。。。

どうしたものかと考えていましたら、何とミシガンではキングサーモンが釣れるとの事。どうやらゲームフィッシング用に放流したようなのですが、海のように巨大な五大湖と、そこに注ぎ込む無数に流れる川という環境がマッチし、自然に繁殖した様子。

現在も放流事業は行われていますが、ミシガンの釣りの一角を担う重要な産業として確立しております。

私は赴任後ミシガンで出会った釣り好きの友人に教えてもらい、2017年8月26日に初めてミシガン湖へサーモンフィッシングに出かけました。

釣り方はルアーフィッシング。ミシガン湖に臨む埠頭(Pier)からスプーンをぶん投げます。

タックルは、使用予定であった国内から持ってきた竿が前日のドラグチェックでブチ折れてしまったため、急遽家の近くのDick’sというスポーツセンターで購入したWright & McGillのEssentials IM7というロッド。長さは8.6ftでMedium/Heavy Drifterという竿調子。正直よく分かりませんでしたが強そうな竿でしたので選びました。$50でした。

リールはダイワのセルテート3000

メインラインは同じくDick’sで購入したブレードライン20lb

リーダーは日本で買ったVarivasのショックリーダー16lb

そしてルアーは友人にオススメされたACMEのスプーン、Little Creoの3/4oz。ミシガン湖のド定番で、殆どの釣り人が使用しています。

色はとりあえずオススメされるままブルーシルバーと蛍光グリーン、そして何となく赤金を持って行きました。

家からミシガン湖までは約2時間半。金曜日の夜12時ごろに出発し、現地到着は2時過ぎ。

いそいそと準備を終え、いざ実釣。色は蛍光グリーンをチョイス。地元の釣り人も殆ど蛍光グリーンを使用していました。

フルキャストで60mくらいの飛距離でしょうか?水深は恐らく4~5mと思われます。

サーモンは非常に警戒心が強い魚。またバイトもこの時期は口先で啄むような感じと聞いていたので、人が歩く程度のスピードでボトム付近を丹念にリトリーブ。

釣れない。。。。

日が昇り始め、美しいミシガンの朝日が湖面を照らし始めたとき、何となくシーバスなどのセオリーで朝マズメは赤金という言葉を思い出し、スプーンを赤金にチェンジ。

フルキャスト1投目でしょうか。着底後、リトリーブを開始した直後にモゾッとしたアタリ。その後リトリーブを続けるも、竿がドンドンと曲がっていく。これは間違いない!

やや強めにフッキングを入れると大型魚の重み。そこから凄まじいランが始まります。

何度もラインを出されながら約10分後でしょうか、ようやく姿が見えてきました。キングサーモンです!

埠頭に近づいてからもかなりのファイトを見せたのですが、ドラグを緩くしていた事が功を奏して無事タモ入れ完了。

ふ、美しい。。。。

サイズは約88cm、重さは量れませんでしたが恐らく5~6kgというところでしょうか。

近くの釣り人に聞いてみると、ヒットは殆ど明け方にあるそうです。

帰って早速調理開始!身は美しいピンク色をしていました。

塩鮭や石狩鍋など、様々な形に姿を変えていただきましたが脂が乗っておりどれも美味い!!!

2018年は一度も埠頭に行きませんでしたが、川やジギングでサーモンを狙いました。それはまた後日レポートします。今年は是非、埠頭に行きたいなぁ。。。

それでは。

Amberjack

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 日本に帰って来ました。
    イリノイ州のサイトでオンラインのライセンスを購入して、2日ほど、スモールマウスバス1匹の釣果でしたが、Navy Pierでミシガン湖からの日の出を見ながら釣りが出来ました。サーモンも釣ってみたかったですね。情報ありがとうございました。来月はタイラバに行ってきます。また、ブログ見に来ますね。

    • シャムさん、お疲れ様でした!スモールマウスおめでとうございます!初めての場所で魚を釣るのは本当に難しいですよね。Navy Pierは私も観光で行った事がありますが、都会の中にある素敵な港ですよね。そんな場所で私も釣りしてみたいです。タイラバ 羨ましいです!私が一番好きな釣りです。爆釣を願っております!

  • こんにちは、今週末からシカゴに1週間ほど滞在します。
    ミシガン湖で釣りをしようかと調べていたら、こちらのサイトに巡りあいました。大変参考になりました。
    記事にある埠頭(Pier)ですが、Navy Pierあたりでしょうか。River Nothあたりに宿泊の予定です。近場で釣りができそうなところを教えていただけませんか。レンタカーを借りたので、駐車場があれば車で、なければ、徒歩で移動します。

    • コメントありがとうございます!このPierはwhite hallという場所でシカゴ側ではなくミシガン側になります。シカゴからだと3時間半くらいかかります。
      シカゴでは未だ釣りをした事が無くて、参考情報が無く申し訳ございません…ただ、なかなか興味深い記事を見つけました。https://news.wttw.com/2018/12/05/controversial-fishing-style-snagging-salmon-chicago-harbors
      今の時期はイリノイ州ではスナッギングと言われる、いわゆる引っ掛け釣りが、特定の場所でのみ認められているようですね!
      もしくは、ミシガン側ですがSt. JosephというPierであればシカゴからも1時間半くらいで行けると思います。今の時期、Pierでの釣りは波をかぶる事が有りますので、ウェーダーがあった方がいいかもしれません。是非ご参考にしてください!

      • 情報ありがとうございます。
        サーモンは禁漁期間だったんですね、ルアーとモバイルロッド買って釣る気満々でした。危なかったです。ビデオは釣りにしか見えませんね^ ^;
        サーモンはダメでも他の魚は誰か釣っていますよね、スナッキングやっているところはNavy pierの近くみたいなので、散策して、なんとかやってみたいと思います。Dick’sはシカゴにもあるようなので、まずはそこから散策ですね!

        • ごめんなさい、私の説明が悪かったです…。サーモンは禁漁期間ではありません。普通のスプーンやミノー の釣りはできます。さらにイリノイ州では、スナッギングという引っ掛け釣り(釣り方の一種)が10月1日から12月31日まで特定の場所で認められているようです。
          これは他の州では違法な釣り方とされているので、イリノイ州で認められているのはとても珍しい事です。今の時期サーモンはなかなか口を使わなくてルアーで釣るのは至難の技ですので、最悪現地の釣具屋でスナッギング用のルアーを仕込んでもいいかもしれませんね!

          • 追加で情報ありがとうございます。釣りが出来るのがわかって、良かったです。スプーンを初めて買ったので、新しいロッドとルアーをキャストして釣れなくても楽しんできます!

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