こんにちは。Amberjack です。
昨年の11月に家族が合流してから、私は遠征には行けずもっぱら近くのKent lakeやWalmart裏の野池でバスと戯れる日々。
しかしどうしてもトラウトが釣りたい!トラウトフィッシャーの聖地、この大ミシガン州でバスだけと戯れるなんて宝の持ち腐れ!猫に小判!猫といえばネコリグ!もうカットテールのネコリグには飽きたのです。
但し、私が足繁く通っていたマニスティーリバーやマスキゴンリバーは我が家から車で最低でも片道2時間。家族が寝ている間に家を抜け出し、はたまた寝ている間に戻らねばならない宿命を背負うトラウトニンジャの私にはこの移動時間は致命的。
神サイト発見!
どうしたものかと調べていると、見つけましたよ素晴らしいサイトを!DNRが運営しているトラウトトレイルというサイトです。
- https://www.midnr.com/Publications/pdfs/arcgisonline/storymaps/fish_trouttrails/shortlist/index.html
何とこのサイト、ミシガンでトラウトが釣れるポイントを網羅している他、釣り方や釣り場の説明、はたまた家族連れにおススメのアクティビティなども網羅されているまさに釣り好きパパへ向けた神サイト!神サイ!
そして禁断の池へ
地図をスマホで大っきくしたり小さくしたりする事20分、とうとう見つけました!禁断の池を。我が家から車で20分の距離にあるSpring Mill Pond! 神サイによるとブラウントラウトやレインボートラウトが釣れるとの事。しかも池の周りには芝生があり、バーベキューができるコンロも設置されてます。子連れも安心。こりゃ行かねばなるまい。まずは妻と育ち盛りの娘を家族サービスの体でちょっと池までご同行頂いて状況偵察です!行ってき鱒!
さてさて、道中娘からの「公園に行くの?やった〜!」「すべり台はあるの?ブランコは?」「芝生と池しかないの?つまんない!」という無邪気な子供ならではの心の痛む言葉に1ミリも動じる事なく、最短ルートで池に辿り着きました。池はアメリカにしては非常に小さいのですが、とても水が澄んでおり、深いところでは10mもあるというとてもユニークな形をしています。時間は午後3時、既にたくさんの先行者が釣りを始めております。池と芝生という恵まれた環境に戸惑う娘を尻目に、一目散に先行者のおっさんへ池の状況と釣り方を確認。
Spring Mill Pondでの釣り方
どうやらこの池はDNRが毎年4月にレインボートラウトとブラウントラウトをレクリエーション目的で放流している様子。神サイだけでなくトラウトまで放流してくれるとは、頭が下がり鱒。放流数は定かではありませんが、やはりご多聞にもれず放流直後の4月末〜5月が爆釣シーズンで毎月どんどんと活性が下がっていくとの事。ちなみに私がこの記事で池に行ったのは4月末。まさにハイシーズン!
釣り方は現地の人はウキ釣りで活き餌の小魚やコーン、パワーベイトという練り餌を使用しています。ウキ下は見たところ1ヒロ程度と表層狙い。それもそのはず、そこら中でトラウトがライズしています。彼らは今、表層を意識している!狭い養殖場から神聖なるSpring Mill Pondに解き放たれ、気分も最高潮!暗い湖の底などにいるはずもありません。タックルは細かい事は分かりませんが、今までの経験上恐らくメインライン10lb、リーダー8lb程度でしょう。流れもないし遠投する釣りでもないので、ウキは小さめか中くらいで良いと思います。ガン玉のサイズは各自風呂にウキを浮かべて事前にチェックすべし!
釣り人の殆どはウェーダーを履いて腰まで湖に浸かっています。なるほど、アクセスの良い砂浜側は確かに遠浅になっているので、ウェーダーが必須のようです。ちなみにこの池は草木さえ邪魔しなければ全方位から釣りができます。全米の釣り人からのキャストを真正面から受ける悲劇の池です。
よし!もういい、もう状況確認は沢山だ!整いました!目の前で40~50㎝のレインボートラウトがバンバン釣れてるし、おっさんはチャンスタイムだから鬱陶しそうに私の相手してるし、もう沢山だ!
という事でやっと遊びの調子が乗ってきた娘を芝生から引き剥がし、一路家へ帰り戦いの準備を整えます。
とりあえず家をまさぐりまくり、ロッド、リール、ウキ、フックは確保しました。エサはおっさんが活き餌の小魚を使っていたので、小魚に決定!娘には明日お魚を買いに行って水族館を作ろうねと大人の優しい嘘をつき、家族で再度Spring Mill Pondを訪問する事が決定!もう釣れる気しかしません!続く!
Amberjack
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