ベッツガイドサービスで今シーズン初スチールヘッドを狙う!

こんにちは。Amberjackです。

すっかりキングサーモンは川の肥やしとなり、いよいよスチールヘッドのシーズン到来ですね!

しかしここ数回スチールヘッドを狙いに釣りに行くも空振り連発。どうやら今年は遡上が遅れているのか、まだ川の下流で待機されているご様子。

一説には雨が降っていなくて水がとてもクリアな為、警戒心の強いスチールは遡上が出来ないとの事。

そこで我らが釣り人のリーサルウェポン、ベッツガイドサービスに泣き付いて今シーズン初のスチールを狙いに行きましたよ。ベッツガイドサービスのHPはこちら!
Betts Guide Service



自宅のあるノバイから2時間半かけてマスキゴンリバーのボートランチ Bridgeton Township Parkへ到着です。ちょうどミシガン湖からクロトンダムまでの中間くらい、マスキゴンリバーの中腹に位置しています。

時刻は朝の7時、季節外れの暖かさで今日は18℃くらいになる見込みです。スチールヘッドといえば雪降る中、ガイドが凍り付くのを解かしながらの釣りというイメージがありますので、この気候は違和感たっぷり!釣れる気があんまりしない!

やがてベッツガイドサービスの顔、チャド船長がやってきました。マスキゴンリバーで無類の速さを誇るジェットボートです。ガンダムでいえばシャアのザンジバルですな!色もそれっぽいし。

さて、本日は実はチャド船長の他にもう一人、ガイドを雇いました。
お世話になったミシガン州の川の主ことIDP氏の帰国前ラスト釣行という事で、今回は4人での釣行。その為、2人/船の2隻で釣行です。

当然敏腕ガイドのチャド船長を誰もが狙いますが、公平無私なLINEあみだくじにより無情にも私はチャド船長以外のボート。IDP氏と先日キングサーモンの記事をご寄稿くださったKWKB氏が見事チャド船長との蜜月の時を射止めます。

何はともあれ、出発です!スチールはまだ登りきっていないとガイドは考えて、ボートランチから少しだけ北上したポイントを狙います。

さすがチャド船長のボート、ミノフスキー粒子を撒き散らしながら圧倒的なスピードでスチールが蔓延るホールへと向かっていきます。私たちの船と少しだけレースをしましたが、細い船体と大容量のジェットエンジンで凄まじいスピードでした。

さて、我々もポイント到着!よっしゃ今日はドデカい声でボバーダウンって言ったるぞ〜と思った矢先、我らがガイドが取り出したのはなんとプラグ。

なんかトローリング っぽい事を始めましたよ。寒い季節にはこうやってトローリングしながら当たりが出るまでダベって待つのが最高や!との事ですが、今日18℃くらいまで上がるし寒くないし…。

暫くトローリング して、全くアタリが無いのでウキ釣りしたいんですけど…と申し出て、ようやくウキ釣り開始!今回の仕掛けも特徴的なので以下図解!

ボートの仕掛けなので、ショアからの釣りに応用できるか不明ですが、かなりガン玉をバラけて打っていますね。面白い仕掛けです。川の流れへの馴染みもバッチリ!ここら辺の仕掛けのセッティングは流石です。ビーズは10mmとか8mmを臨機応変に使い分けました。早速スチールが潜んでいそうなホール(川の中で深くなっているところ)へ仕掛けを流し込んでいくと…

ボバーダウン!取り急ぎ1匹ゲットです。80cm程度のメスのスチールでした!今シーズン初のスチールヘッドに一安心。それからもう1匹、50cmくらいのスチールを追加し、同じく80㎝くらいのスチールをバラシてあっという間に8時間が過ぎ、終了です。私たちのガイド曰く、本日は水位も低くて水もクリアで非常に厳しかったとの事。さて、チャド船長の船は…?

2人で7匹!めちゃめちゃ釣れとるやん…。チャド船長は色々移動せず、魚が溜まってそうなホールで粘る戦略で攻めたようです。流石、タフコンでもリミットまで釣らせますね〜。

さて、釣れたスチールの腹を早速掻っ捌いてみました。

イクラを持っておりましたよ!スチールのイクラはキングサーモンよりも大きくは有りませんが、味が詰まってキングよりも美味い気がします。

ちなみに胃袋からは大量のキングサーモンの卵が。この色味が次のビーズカラー選択に役立ちます!

ガイド曰く、今の時期はメスがアグレッシブにエサを食べるので、釣れるスチールもメスが多いとのことです。

身も余す事なく、バーベキューでちゃんちゃん焼きにして食べました。美味かった!

いや〜スチールヘッドは直線的な引きのキングサーモンと違いファイトも迫力ありますし、また違った面白さがありますね!

しかしながら、お値段少々致します。
1日8時間のスチールヘッドガイドは$395、チップ入れると大体$500近く行きます。
二人まで乗れますので、二人で割ると$250くらいですかね。正直言って高いです。頻繁には乗れないですけど、非日常が味わえることは間違いないです。
また、様々な事を教えてくれますから、ショアからの釣りにも応用できる知識を沢山得る事ができます。


私は釣りに関してはとにかく釣れるところでまず釣って、その魚のアタリや引きに慣れるのが重要と考えていますので、個人的にガイドは乗る価値は絶対にあると思っています。しかし大出費だったので、しばらく謹慎生活ですわ!
それではまた!

 

Amberjack

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

  • いつも参考になる情報がほ盛り沢山で楽しく読ませていただいております。Tippy Damなどはよく行くのですが、いつもトラウト、サーモンの釣り方を勉強させていただいております。

    先日たまたまアーマードスイマーというルアーでスチールヘッドが来たのですが、川のスチールヘッドにはどのようなルアーが効果的なのでしょうか?
    基本的な質問ですいません。

    • Sugaさん
      アーマードスイマーでスチールヒットですか!素晴らしいですね〜!私はスチールのルアー釣りには明るく無いのですが、今回のガイドはYakima BaitのWorden’s Lureを使用していました。カラーはピンクやブルーがヒット率が高いようです。しかし個人的に、これらのルアーは深く潜る為、ある程度水深がないと使えないと感じました。
      他には、Blue FoxというブランドのVibraxというスピナーも実績があるようです。カラーは同じくブルーやピンク、サイズは川の水深や流れの速さにもよりますが、#4くらいが使いやすいようです。是非ご参考にしてください!

      • ご丁寧にお返事をくださり本当にありがとうございます。
        とても参考になる情報をたくさん教えてもらえ、目から鱗でした。
        カラーも本当に参考になりました。先日アーマードスイマーで釣ったスチールヘッドもピンクのアーマードスイマーにピンクのスレンダーシャッドをつけておりました。
        サンクスギビングもTippydamにチャレンジしてみようと思っているため、教えていただいたカラーやルアーなどでぜひ試してみようと思います。

        ぜひこれからもブログを楽しみにしております。

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